ユカイ工学株式会社代表 青木俊介東京大学在学中、友人と「チームラボ株式会社」を設立。以降、7年間CTOを勤める。 その間、リコメンデーションエンジンや検索エンジンの開発、アート事業の研究を進める。 2006年 チームラボを離れ、中国上海の大学院に2年間留学。AIの研究をする。 帰国後、「ピクシブ」立ち上げに参加。3年間CTOを勤める。 2011年 「ユカイ工学株式会社」を設立。代表に就任。 |
What’s ユカイ工学一つ目は消費者向けのロボットの開発、製造、販売です。 具体的には、ウェルビーイングやQuality of Life(QoL)が重要視されてきている世の中で、それらを上げるのにロボットが使えるのではないかということも考えていて、最近では新型コロナウイルスの影響でおうち時間が増加した人にマッチした製品(Qoobo)を販売し始めました。また、住み慣れた家で最期まで暮らしたいという高齢者向けのサービスの提供等も行っています。 二つ目に、消費者向けだけでなく、企業向けのロボットのカスタマイズや製品開発のお手伝いです。大企業のお手伝いも行っています。 |
志・社会的ビジョン
会社として「ロボティクスで世界をユカイにしよう」というビジョンを掲げています。
ロボットは効率化や生産性を重視して、利用されるように思われがちではありますが、ユカイ工学ではそうではなく、エンジニアがユカイに自由な発想でロボットを作り、ユーザーをユカイにするものをつくることを大切にしています。
何を学べるのか(学生に提供できるもの)
開発系学生のインターン先となっています。
その仕事の先にある広がり
製品の開発・販売のベンチャー企業ということで、現場の経験を得ることができます。
学生へ伝えたいこと・代表メッセージいかに失敗しないようにやるかではなく、ぜひたくさんの失敗を経験してもらいたいです。学生が学校で失敗することを学ぶことはほとんどありませんが、社会では失敗から学ぶことの方が多いです。そのため、最短路線でやるのではなく、遠回りしてでもたくさんの失敗を経験した方が、私の経験上でもユニークな経験ができると思います。 ユカイ工学株式会社 代表 青木 俊介 |
インタビューを終えて・学生の感想はじめに、私は「ロボット」と聞くと、身近なものではない、自分とは関係ないものだと思っていましたが、今回お話を聞いて、日常にも取り入れることのできる身近な存在だと知り、ロボットという存在により魅力を感じるようになりました。 また、青木さんの生き方として、「チームラボ株式会社」を立ち上げた後、そこに居続けるのではなく、探究心を忘れずさまざまなことに挑戦し続ける姿は素晴らしいと思いました。このようなたくさんの経験をしてきた青木さんのメッセージにはとても説得力があり、私もこれからたくさん経験し、たくさん失敗していこうと思いました。 (東洋大学 鎰谷 愛希) |
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