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執筆者の写真学職事務局

法律専門職の立場から社会を見る - 地域や企業に寄り添う法律事務所



弁護士法人 四季の風総合法律事務所

代表社員 弁護士 関根健児

2000年3月      渋谷教育学園幕張高等学校卒業

2003年10月     司法試験合格

2004年3月      早稲田大学社会科学部卒業

2005年10月     最高裁判所司法研修所終了(58期)、 弁護士登録

2012年8月      四季の風総合法律事務所設立

2019年10月     弁護士法人四季の風総合法律事務所設立、代表社員就任

(これまでの団体活動等)

東京都児童相談所非常勤弁護士

東京都生活衛生審議会委員

日本弁護士連合会 子どもの権利委員会委員

東京商工会議所 専門相談員(法律)

第二東京弁護士会 家庭法律相談センター相談員



What’s 四季の風総合法律事務所

法律事務所は、会社と個人を主なお客様として、我々弁護士が不安やトラブルを解消していきます。

まず会社がお客様の場合、新しいビジネスや事業を行う際に契約書を作ったり、スキームを一緒に考えたりするなど、トラブルになる前の、ビジネスを円滑に・効率的に行うためのお手伝いをします。また、トラブルが発生したとき、私たち弁護士が代理人になって直接交渉などお話したり、法律に沿った方法での交渉を作戦会議として考えたり、法律的な結論に沿ったアドバイスを行います。

また、個人がお客様の場合、犯罪を起こしてしまったときに捜査を受けている人の防御を一緒にしたり、具体的には交通事故の損害賠償や家賃を払わないなどに関する対立構造になっている方に対してアドバイスを行ったり、代わりに交渉・代わりに裁判所に行く、というお仕事をしています。

特徴として、四谷オフィス・城南オフィスの両事務所には54人の弁護士がいて、それぞれ得意とする分野が異なり、45名中2名は女性ということから、様々なキャリアを見ることもできます。



志・社会的ビジョン

高校3年途中の進路調査ではやりたいことがなく「就職」と書いていましたが、ある日、児童虐待をテーマとした特集をテレビで見て、子供の権利に関わる仕事につきたいと思い、児童相談所の支援をしている弁護士のことを知り、弁護士になりたいと思い、大学へ行くことを決めました。児童相談所では、子供を守るだけでなく、親のケアも必須で行わなければならず、児童相談所の職員という立場だけでは親と子供の両方を救うことができない仕組みだと気づきました。そのため、弁護士という立場から児童虐待を解決したいと思い、志すようになりました。現在は児童相談所の非常勤弁護士をしています。


弁護士は脇役です。私たちは新しい事業をするときやトラブルが起きた際の不安やトラブルを解決・防御することが仕事だと思っています。トラブルがあったら新しい事業にリソースを割けなくなってしまいます。そのような時に我々がストレスや不安に感じているところを聞き取って対応し、安心して力を出せるように平穏な状態を作り、解決できるような事務所にしたいと思っています。


何を学べるのか(学生に提供できるもの)

実際に大学生でインターンをしていた方は、調査書面作りなども含めて弁護士に同行し、仕事を学んでもらっています。また、クライアントがいるので、法務的なことの一部を見ることができます。法務外としては、事務員のお手伝いなどに携わってもらっています。


それ以外は、個人として活動していた青年会議所の仲間とともに主催している地域イベントでのアイデア出しや広報などを行ってもらいたいと考えています。大田区中心に地域活性化のイベントとして、マルシェを企画・実施しています。イベント企画の醍醐味は、属性が違う人たちが同グループで一緒に作っていけるかという面です。非常に興味深く、学びになると思います。是非学生の力を借りて、地域を盛り上げていきたいと思っています。


その仕事の先にある広がり

関心のある法律問題について、弁護士として経験してどんどん社会に役立っていくことが、弁護士というプロフェッショナルとしての仕事をしていくことだと思っています。一方で実際には国の政策を作ったり、地域のNPOや地域の団体と関わって課題解決をしていくなど、法律専門知識を持って政治や地域でも活躍できる場面が多くあり、そのような側面からも社会に貢献していくことができると思います。



学生へ伝えたいこと・代表メッセージ

弁護士としての活躍や力量は、法律知識ではなくて、社会のことをどれくらい知っているかが重要だと感じています。弁護士業務以外の経験を得るのは、弁護士になってからでは難しいです。だから、弁護士としていいパフォーマンスをするために、法律に関わること以外の経験を今のうちにするのが大切だと感じています。


また、小学生への講演で、「自分が好きなこととか関心があること以外のことを他の子と一緒にやることが重要だ」ということを伝えています。本来自分がやらないことでも、「友達がやろうよと言っているからやってみようかな」という気持ちでやってみると、新しい気づきがあると思います。自分と考えが違う人と一緒にやることこそ、本来自分だけでは得ることができなかった経験や価値を感じることができると思うからです。

弁護士法人四季の風総合法律事務所 代表社員 関根健児




インタビューを終えて・学生の感想

法律事務所というと、ドラマや映画の世界で私たちの生活からは少し離れているように感じます。しかし、トラブルは生きていく上ではつきものであるため、弁護士さんにお世話になる機会もあるかも知れません。そのような意味でも、弁護士という仕事を知っておくことは必要なことだと感じました。プロフェッショナルとして専門性を高めたり、それ以外にも地域活動に取り組まれているのは驚きでした。最後のメッセージ部分で、本来自分がやらないことでもやってみるという姿勢は本当に重要だと感じます。私も視野を広く持ち、様々なことに飛び込んで経験を増やしていきたいと思いました。

(東洋大学 高橋 由奈)



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