製造工場と顧客ブランドの双方をシームレスにつなぎ、価値あるサービスを提供する
- 学職事務局

- 2024年4月25日
- 読了時間: 8分
更新日:3月7日

志・社会的ビジョン
僕らの会社は、工場と販売会社の間に入ります。海外メーカーが自分達ではできないもの、日本人でなければできないものがあります。それを提供することが僕らのミッションです。そのために、僕らには台湾・中国との共通の理解があり、日本へのローカライズの能力とコールセンターの機能、修理センターの機能があり、諸々の機能がバリューとしてあります。それをもって僕らは最終的には、「海外の工場と、日本で製品を売る企業の両方が、本当に必要な機能を提供する会社になりたい」と考えています。これがビジョンです。
「これはこういう風に売らないとダメだと思いますよ」とこっちから言えるような会社になりたい。もしくは、「海外の工場が日本で売りたいんだったら、今の品質じゃなくて、こことここをこういう風にしなきゃダメだよ」ってところまで言えるような会社になりたいです。いま日本にはこれができる会社がありません。バイイング・パワーで「あれやれ、これやれ」と言っている会社はありますが、本当にお客さんのことを思ってやろうとしている会社はないです。だからこそ、僕らがそこを提供して、代わりにそこで評価されればいいわけです。
例えばコールセンターでも、「こいつらすごいな。ここまでやってくれるのか。」と思ってもらえるところまでやれば、仕事は増えるわけです。
「お客さんに選ばれるような存在になる」ということが、僕らの中期的な目標です。
何を学べるのか(学生に提供できるもの)
まずうちの会社で仕事をしたときに、一番に身に着くのは問題解決能力です。どんなものが来るかわからない中で、マニュアルなんかありようがない仕事です。ということは、自分のもっている引き出しが多ければ多いほど、問題解決能力はうまく回ります。
ところが今、引き出しの数を増やそうとする人が非常に少なくて、引き出しすらないのに、「自分に合う仕事は何か」と言ってしまっているのが今の学生や求職者に多いです。「私に合う仕事は何だろうか」という人ではなくて、「自分が与えられた仕事に合わせて能力を磨くことが、最終的にゴールに近い」ということを僕は教えたいです。与えられた仕事ができなければ、その人が自分で思っている「合う仕事」を誰が与えてくれますか、って僕は思います。そこを今すごく勘違いしているし、勘違いさせちゃうような社会があります。
学生が「自分に合う仕事はなんぞや」ではなく、「自分が仕事に合わせる能力を磨く」となったら、僕はとことんまでお付き合いします。
その仕事の先にある広がり
他社でも通用する、主に問題解決能力がつきます。弊社には製品に対する質問や問題などがコールセンターに寄せられます。それをもとに解決をしていくので、問題解決能力が高まります。問題解決能力はどの仕事の中でも必要な能力なので、必ず大きな力になるでしょう。



