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執筆者の写真学職事務局

シンプルに、真心で、変わり続ける。



株式会社アサヒ・スタッフサービス

代表取締役 宮田英知

2004年 スキューバダイビングインストラクターの資格取得。

沖縄へ行って仕事を探そうと考えていたが、別でアルバイトをしていた介護施設の仕事が楽しくなってしまい、

そのまま介護施設で働き始める。

2012年 理学療法士の資格取得 病院で理学療法士として勤務。

2017年 現在の介護施設にて施設長として勤務。

2018年 NPO法人carenation設立 理事として参加。

2019年 三郷市初のパラスポーツイベント(Misato Fire Bird Zero)開催。

2020年 株式会社1192設立 

介護施設長の他、代表取締役として農業、不動産管理、NPO理事として地域福祉、まちの課題について考える日々を送っています。



What’s アサヒ・スタッフサービス

▶介護事業

1日だけ高齢者の方に施設に来てもらって、そこでお話をしたり、軽く体を動かしたりしてもらうデイサービスとそのデイサービスのプランを立てるケアマネジャー、デイサービスに加えて宿泊や訪問介護まで幅広く手掛ける小規模多機能型居宅介護をしています。

▶NPO福祉イベント

最初は車いすマラソンを開催するために組織しましたが、他にもブラインドサッカーの選手や車いすバスケの選手が来たり、

加えて地域の方が飲食店を出店するなどして、地域のパラスポーツイベントを主催する団体になっています。



志・社会的ビジョン

介護というものは、その性質上、地域の方が相手になる職業であるため、地域で一番愛される施設であることを目指しています。パラスポーツイベントについては、片足の男の子と健常者の男の子が全力で競争して、勝ったら心から喜んで、負けたら泣くほど悔しがる、そんな世の中にしたい。多様な人が存在していることが当たり前な世の中になってほしい、と考えています。


何を学べるのか(学生に提供できるもの)

介護というものは、コミュニケーションがその9割以上を占めています。社会を生きていく上で、人とのかかわりは切って離せないものであります。そういったものについて深く考える機会になれば、大きな力になります。

高齢者や職員の生活・人生に関する物の見方を知り、複数の立場の意見を知っていることと、自分一人の立場の意見しか知らないのでは、何が違うのか、それぞれの感性で変化を感じていただけたらと思います。


その仕事の先にある広がり

介護というものには全く正解がありません。相手によってその回答は変わるし、最善の選択をしても間違ってしまうこともあります。それでも頑張ることで人に「ありがとう」と言われる、そんな体験をたくさんすることは普通ではできないと思います。





学生へ伝えたいこと・代表メッセージ

真実というものは、決して多数決で決まったような、世の中の人が言っているものではありません。真実というものは、自分自身の意見や価値観をしっかりと持った上で、自分自身で考えて信じたものでよくて、自分の意見をしっかりと伝えられるようになってほしいです。そのようなことを体験したり、考える機会の一つになればうれしいと思います。

株式会社アサヒ・スタッフサービス 宮田 英知




インタビューを終えて・学生の感想

宮田さんは、やることがないと気がすまない、と思うぐらい、エネルギーをすごく持っている方で、インタビューをしている中でも、「この体験の価値は来た人自身が決めるものであって、自分の想像を超えてほしいと思っている」というような、すごく前向きで熱い思いを持っている方でした。そんな思いを持っている方と一緒に働くこと自体がとても貴重な経験になると思うし、すごく当たり前な「ありがとう」という言葉や、感謝について考えるすごく貴重な機会になると思いました。

大阪府立大学 梅本 将吾



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